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工学部紹介

工学部の教育理念

工学部では、「基礎学力を身につけた、社会に貢献できる創造性豊かな人材の育成」を目標に、工学系の多くの大学で行われてきた知識偏重の傾向と、「如何に創るか」に力点がおかれた教育を見直し、次の三つのステージを重視した教育方針としています。

第一は、工学のそれぞれの分野で、工学や技術が「何のために行使されるのか」を解明することで、そのためには人間が積み上げてきた成果と欠陥を見極める歴史の検証が必要となります。第二は、「何故」をつきつめることで、社会には、必要、欲求、具体的要求の各段階の要求が、工学の実践を求めます。それらの要請に無条件で応える工学者はなく、批判的に取り組み、検証して実践する見識を身につける教育が必要不可欠です。第三は、「如何に創るか」を学び、それを基礎として創造力を高めることです。

そのため工学部では、次の五つの目標を掲げてカリキュラムを構築しています。

工学部長 水川 真

工学部長 水川 真

豊かな教養を涵養する体系的学習

工学の専門教育の修得に必要な学力を確保すると共に、修得する学問分野のみならず、その他の分野においても各々の分野がどのような目的で機能すべきか、また、社会の要請する課題に対する多面的な把握能力、優れた解析力をはじめ、問題意識の確かさを育てる豊かな教養を涵養する。

工学知識の体系的学習

工学の基礎知識と論理的な思考法を体系的に修得するために、各分野の基礎となる基本的な考えを厳選してわかりやすい形に展開し、体験学習(演習・実験等)と併せて、知識を体系的に教授する。 創造性の育成未踏の分野に挑戦する気力を高め、創造的能力を養成する環境を保持する。人間的接触の中での個性と能力を伸ばし、広い視野をもった創造性豊かな人材を育成する。

他者との共生

倫理・理性に基づく自己を確立することにより、効率を優先した工学を見直し、さまざまな文化・自然の環境との協調・調和・共存を目指した工学を確立する多様な思考、異質な文明に対して、寛容と信頼の精神を育成する。

本学の歴史的独自性の確立

大学を生活の場とし、構成員相互の接触時間を増やすことにより、自らの自律と独立性を維持すると同時に本学の構成員相互の信頼と帰属意識を高める。

学群の概要(2009年度より実施)

学群を構成する目的は、既存類似学科の各教育・研究活動の特徴を生かしつつ、併せて学群を単位とする教育・研究活動による教育の質(専門分野教員・科目の厚み,学生の選択の広がり等)の向上にある。学群制度の導入により教育活動の活性化を図り、新たな研究分野への展開を図る。

学科

工学部
機械工学科 機械機能工学科 (機械工学第二学科)
材料工学科 応用化学科
電気工学科 通信工学科
電子工学科 土木工学科
建築学科 建築工学科
情報工学科 共通学群

カリキュラムの構成

  1. 専門科目群
    専門科目群では、専門とする工学がどのような学問分野から成り立ち、どのような立場で人類に貢献できるかについて教育を行います。このため、各学科では授業科目の整理統合を行い、コア教科目を明確にして、受講する学生が十分理解できるように編成しています。この専門科目群は、その基礎となる学問領域の教育・研究を行うことを通じて、専門領域における基本的な考え方と基礎技術の修得を目的としています。
  2. 共通・教養科目群
    共通・教養科目群では、工学の専門教育の修得に必要な基礎学力を確保することと、専門領域にとらわれないより広い立場での人間教育を行うことを目的としています。このため、数理専門基礎科目、言語・情報系科目、人文社会系教養科目、共通健康科目及び共通工学系教養科目をもって共通・教養科目群を構成しています。ここでは、これを構成するそれぞれの分野の基本的な考え方に触れることによって、工学の基礎を身につけた広い視野の確立や複眼的なものの見方のできる自己の育成を図ってほしいと思います。
    • (1) 数理専門基礎科目
      専門教育の修得に必要な前段としての基礎科目で、人間の頭脳で創り出してきた論理体系や自然法則を体系化した学問領域での基本的な考え方とその手法の教育を行います。
    • (2) 言語・情報系科目
      学問を通し、社会から望まれるところの人間性を自己の中に構築するためには、これを可能にするための最低限の知識と技能が必要です。この知識や技能を修得するための授業科目として、それぞれの科学技術分野の学問体系が専門科目群と共通・教養科目群として開講されていますが、この教育を効果のあるものとするには、その学問を学ぶうえで必要となる基礎的な技能も修得しておかねばなりません。そのため、これらの技能を修得するために、言語科目としての英語と、情報技術科目の教育を行います。
    • (3) 人文社会系教養科目
      人文分野・社会分野・総合分野から構成されており、人間の創り出した様々な考え方や文化、人間の創り出した組織や制度、人間の心・身体などに関する学問領域を科学的な視点で編成し、この分野の基本的な考え方の教育を行います。
    • (4) 共通健康科目
      体を動かす中で、コミュニケーションの仕方を学ぶなど健康に関する理論と実践の教育を行います。
    • (5) 共通工学系教養科目
      異なる分野が互いに融合し、新分野が生まれている現状を踏まえ、他分野の学問領域を学ぶことが必要です。従来の諸科学の基礎と自然科学の基本的な考え方とその手法を用いて、これを共通・教養科目に位置づけ、教育を行います。

キャンパス

工学部では1・2年次は大宮キャンパス、3・4年次は豊洲キャンパスで学びます。

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